こどもたちとのやくそく

農業をはじめるとき、こどもたちと大好きないちごは絶対つくると約束しました。

もちろん、化学農薬や化学合成肥料をつかわずに。

この”いちごを農薬をつかわずにつくる”ことがこんなにも大変だとは、約束したあとで知りました。

まいにち圃場をみまわり、ひとつぶひとつぶ大切に育てています。

ぶんぶんぶん　はちがとぶ

岐阜県白川町という山あいの小さな集落で家族５人の小さな農園を営んでいます。

この場所は、３０年以上前から地元の農家さんが有機無農薬でお米を作り始めた『有機の里』と呼ばれています。

築２百年以上と言われている元庄屋さまの古民家を譲り受け、農業を営みながら山にも入り、日本ミツバチのお世話もして、出来るだけ循環を意識して暮らしています。

就農１年目は、あれもこれもと欲張って５０品目くらい育ててみました。

その中から厳選して、今ではこの土地で美味しく育つぼくたちが食べたいものだけに！

そのひとつが、こどもたちに安請け合いした”いちご”。

ここ白川町は、冬マイナス１５度になることも。農業普及員の先生には、ここじゃあ寒すぎて無理だよ〜、と言われました。

でも、諦めずにやっていると神様からのプレゼントなのか、寒さにあたっていちご自体が実を守ろうと糖度を高めるメカニズムが発現。食べた方からは、一粒でお腹いっぱいと言われることも。

その他全て自慢の１品です、どうぞお試しください。